指定区分 | 国指定重要文化財 |
種 別 | 建造物 |
指定年月日 | 昭和50年6月23日 |
年 代 | 江戸時代(正保5年) |
所有者 |
伽耶院 |
所在地 | 志染町大谷410 |
概 要 | |
『大谷山大谿寺縁起幷記録』や須弥壇(しゅみだん)の墨書によると、正保5年(1648)、小倉城主(小笠原)源忠真の寄進によって建立されたという。その後、大きな改変はなかったが、江戸時代後期になって相輪(そうりん)から宝珠(ほうじゅ)に改められた。 伽藍の東端に位置し、一重は方三間で、前方正面に須弥壇を安置し、弥勒菩薩像を祀っている。二層は柱12本を円形に配置し、四方に両開き扉を設け、側廻りに高欄付きの縁を付している。一重との間は白塗りの亀腹(かめばら)を施している。蟇股(かえるまた)と連子窓(れんじまど)は彩色されている。 昭和60年、相輪を解体修理に併せて復元した。 |