指定区分 | 国登録文化財 |
種 別 | 建造物 |
登録年月日 | 平成26年4月25日 |
年 代 | 明治18年頃(1885) |
所 有 者 | 個人 |
所 在 地 | 本町2丁目1217 |
概 要 | |
建築年代は、明治18年(1885)頃と考えられる、商店街の入口付近に南面して建つ。店舗兼主屋と中庭を挟んで位置する2階建ての離れとともに、明治前期の商家の屋敷構成を伝えている。 店舗兼主屋は、切妻造桟瓦葺として正面に下屋を設ける。つしは建ちが低く漆喰で塗込め格子窓と虫籠窓(むしこまど)を付す。平面は右土間の奥を作業場とし、上手は手前から6畳、8畳を並べ8畳にトコと仏壇を置く。 離れは、店舗兼主屋の背面に位置し、渡廊下にて接続する。木造2階建、切妻造桟瓦葺で、南半は上下階とも東を納屋、西を座敷とする。北半は土蔵で、1階は2室に分かれ、2階は1室とする。主屋とともに明治前期の町屋の宅地構成を伝えている。 |