指定区分 | 市指定文化財 |
種 別 | 歴史資料 |
指定年月日 | 平成18年2月23日 |
年 代 | 室町時代(文明2年) |
所有地 | 新宮神社 |
所在地 | 吉川町山上154 |
概 要 | |
2個1対からなる石英粗面岩(せきえいそめんがん)の石鎚で、長さ25・5cm、面径11・5cmで胴が張り、ほぼ中央に柄を差し込む矩形の孔が開いている。胴の側面には「文明二庚寅」(1470)、「新宮社」と刻んであり、叩き面には色彩で描かれた巴文の痕跡がわずかに確認できる。 新宮神社本殿(三間社流造り)は室町時代後期の建物であることから、この文明2年(1470)在銘の石槌は本殿建立の際に儀器(ぎき)として用いられたと考えられる。 |
たたき面の巴紋
「文明二庚寅」の銘