指定区分 | 市指定文化財 |
種 別 | 工芸 |
指定年月日 | 平成18年2月23日 |
年 代 | 桃山時代(慶長6年) |
所有者 | 法光寺 |
所在地 | 吉川町法光寺287 |
概 要 | |
製作年代は、慶長6年(1601)の記年銘がある。鐘身は縦横の紐によって4区画され、袈裟襷(けさたすき)の形をとる。上帯、中帯、下帯、縦帯は無文である。4段4列の乳を配列し、池の間には四区画にわたって銘文を陰刻する。撞座は蓮華文を十六葉で構成し、中に放射状の雄蕊(おしべ)で取り囲んだ 3+8 の蓮子(れんじ)を配列する。 製作者は、「餝東郡(しきとうぐん)・・野里村・・藤原政家」と「細川庄平末次」という2名の記名があり、姫路野里の鋳物師と地元の鋳工との合作が考えられる。 |