令和5年4月22日~6月25日
三木市では、10月に秋祭りが行われます。秋祭りは伝統行事として、古くから地域の人々により、大事に引き継がれてきました。三木市細川町の秋祭りでは、中里の六社神社、垂穂の御酒神社、豊地の三坂神社、細川中の大日神社で屋台が奉納されます。本展では、屋台の水引幕や高欄掛といった屋台衣装、祭りに関連する写真などの展示を通して、細川町の秋祭りを紹介しました。
令和5年7月15日~9月24日
三木市在住の鉄道写真家、神澤誠一氏が高度経済成長期(昭和30年~同40年代)に撮影された播磨地域の鉄道写真をとおし、当時の鉄道風景や鉄道にまつわる体験談などを紹介しました。併せて、JR西日本が所蔵する日本国有鉄道、西日本旅客鉄道の鉄道関係資料や三木市民にとって馴染みの深い三木鉄道(平成20年に廃止)に関する写真や資料を展示しました。
令和5年10月14日~12月24日
三木地区は、昭和26年(1951)に合併した三木町と久留美村を合わせた地域です。三木町を中心に、戦国時代から三木城の城下町として発展し、江戸時代初めの三木城廃城後も町が存続したことから、多様な文化や諸産業が興り、祭礼にも豊かな情景が残っています。このたび刊行した『三木の歴史』は、三木地区の歴史や文化をさまざまな角度から検証し、その魅力について掲載しています。本企画展では、『三木の歴史』の刊行を記念し、その内容の見どころをさらに詳しく紹介しました。
令和6年1月27日~3月17日
藍染めの道具である染形紙(染め型紙)は、江戸時代の三木の名産品でしたが、近年まで地域で忘れられた産業となっていました。本企画展では、江戸時代後期から明治時代頃の染形紙を展示することにより、その技法やデザインについて紹介しました。